ナポリタンエンジニア

ジュノベーゼよりは好かれたい。

WDMについて

WDM(Wavelength Division Multiplexing )

光信号をを多重化したり分割したりする装置。
メリットは複数の光波長を1つに束ねて、使用ケーブルを一本にしてケーブル費用を抑える。(暫定理解)

技術的な解説は見かけるけど、イマイチそれを使うメリットがわからなかった。たまたまDC見学する機会があったので、同伴してる人に教えてもらった。正直ガバガバ理解なのでちゃんと調べる必要あるけど、とりあえずメモ。

【しくみ】
光波長にはSR(short range)とLR(long range)規格があり、
SRで使われる波長は840 - 860nm、LRで使われる波長は1260~1355nm。
個々の光信号は上記の範囲内で波長にはばらつきがある。
波長が重なれば、互いに干渉しあって信号データが壊れるが、
波長が重ならなければ、干渉しない特性がある。

そこでばらつきを整える(変調する)のがWDM
WDMには複数の光ケーブルで入力すると、装置内でbandという単位で決められた範囲に各波長を変調する。
さらにこの各波長を合成波として一本(一芯)の光信号として出力。もちろんWDMその合成波をもとにもどす(分波)する事も可能。

【メリット】
DC間を結ぶときには、回線の契約をするわけだがこの契約は「芯」単位。
WDMで複数の光信号をまとめることで、回線契約にかかるコスト抑えられる。


自分メモ
Tx, Rxで2芯の信号も1芯まとめたりとかそんな話もあった